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- ▼「引き戸」がヨーロッパで大ブーム
- 引き戸を中心にした間取りは、とても合理的だ。石川県・能登などでは今でも「九六間(くろくけん)」と呼ばれる伝統的な住宅が建てられている。これは、間口9間(約16.2m)×奥行6間(約10.8m)といった大きな家で、結婚式などの際は引き戸を取り払い、大勢を招くことができる利点を担っているからだ。
そこで、1990年代の後半にはいると、日本ブームの波に乗って、ヨーロッパで「引き戸」がはやり始め、障子を思わせるような、ガラスとアルミフレームを組み合わせた大型引き戸が登場し脚光を浴びた。開き戸を使っての仕切り空間を大きなワンルームを引き戸で仕切ったオープンプランが提案され、建築プランやインテリアのコーディネートなどに大胆プランができるほど「引き戸」は一躍かわれるようになった。